ワークショップ参加者の声を分かち合います – Aさん

私が個人で経営した最近のワークショップに参加された Aさんから、フィードバックをいただきました。Aさんはヨガ教室でレッスンを指導されています。Aさんがこのフィードバックで触れられている技術的なことは、私は特に「沖ヨガ的な技術」として習ったものではないのですが、一方で、私のレッスンや座談会全体を貫いて… 続きを読む

沖先生の「健康をつくる三原則」を読んで触発された思い

沖正弘先生の著書「ヨガによる生きる喜びの発見」第1部、第1章の3番目の節「健康をつくる三原則」の英訳を英語のブログに載せました(10月2日)。日本語では、本を読んでいただきたいと思います。この記事では、それを読んで湧いてきた私の思いを述べます。この節の中で沖先生は、以下の三つが「人間としての健康をつ… 続きを読む

ヨガ式食事法について、沖先生が述べられたこと – 1 および – 2

前回のブログ記事を投稿してから10か月になります。この間、沖先生の日本語の本「生活ヨガ入門」をイギリスの仲間と英訳していて今も継続中ですが、出版されるまでには、もっと時間がかかると分かりました。その遅々とした歩みの中でブログ記事の方ができていなかったことを反省し、翻訳の完成した幾つかの部分を英語のブ… 続きを読む

自己コントロールへの道

2021年6月16日に投稿しました「宗教的な生き方の発見―1/全3稿」の第11項目に以下のようにあります。 11 人間的な心身を持ち、人間的な生活をするためには、人間としての特殊能力を自覚して、これを養わなくてはならない。その特殊能力とは自己コントロールできる能力である。自己コントロール… 続きを読む

宗教的な生き方とは – 3 /全3部

沖正弘先生監修の月刊誌「ヨガ」昭和44年4月号での先生の文「宗教的な生き方とは」を、先生の言葉遣いを大切に、要約しました。長いので3回に分けて投稿します。これが最後の部です。

G. 心の四つの力を高めよ

21– 人間的自然心を高めるには、感知力、理知力、霊力、実行力の四つを高める必要がある。感… 続きを読む

宗教的な生き方とは – 2 /全3部

沖正弘先生監修の月刊誌「ヨガ」昭和44年4月号での先生の文「宗教的な生き方とは」を、先生の言葉遣いを大切に、要約しました。長いので3回に分けて投稿します。

D. 自分を他の中に生かせ

12– 「人間としての使命を自覚する」とは、「社会的生活者として、地球全体のバランスをとることを意識的に心がけ… 続きを読む

宗教的な生き方とは – 1 /全3部

沖正弘先生監修の月刊誌「ヨガ」昭和44年4月号での先生の文「宗教的な生き方とは」を、先生の言葉遣いを大切に、要約しました。長いので3回に分けて投稿します。

A. 生かされて生きている

1– 人間は精神生活者であるべきだ。精神生活者であるとは、宗教心をもって生きているということだ。多くの人は、宗… 続きを読む

尊愛を行じるのが人間の価値です

沖正弘先生監修の月刊誌「ヨガ」の昭和43年3月号における先生の文「尊愛を行じるのが人間の価値です」を、要約しました。

「仏性を開発せよ」

 人間的ということと動物的ということの違いは何か。ただ生きているのは、動物的な生存である。人間は動物ではあるけれども、人間的な生き方をしなければならない。人間的な生き方… 続きを読む

健康生活の原理 – 3 /全3部

沖正弘先生監修の月刊誌「ヨガ」の昭和42年12月号における先生の文「健康生活の原理」の要約の続きで最終稿です。

1.  物の見方、受けとり方、感じ方の違いは全く別の世界を作り出す。例えば、

  • 環境を変えることが健康法だと思っていることと、自分を整えることが健康法だと思っていること
  • 自分を
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健康生活の原理 – 2 /全3部

沖正弘先生監修の月刊誌「ヨガ」の昭和42年12月号における先生の文「健康生活の原理」の要約の続きです。

1. 動物は受動的に環境に適応しているが、人間は積極的かつ意識的に環境に適応している。すなわち人間の祖先は適応の仕方を工夫し研究して次第に生存圏を拡大してきた。しかしその適応の仕方は自己を… 続きを読む